未承認のエボラ治療薬、WHOが使用認める見解

2014.08.13 Wed posted at 11:39 JST

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(CNN) 世界保健機関(WHO)は11日、エボラ出血熱の治療を巡って医学倫理の専門家らによる会合を開き、未承認の実験的な薬の使用を容認するとの立場を示した。

WHOによると、西アフリカで流行しているエボラ出血熱の感染者は1848人、死者は1013人に達している。

会合は全会一致で、効果や副作用が確認されていない薬を患者に使っても倫理上問題はないとの結論を出した。

WHOのキーニー事務局長補は、今回の流行では従来と違い、防護服や接触者の追跡調査といった通常の手法のスピードが追いついていないようだと指摘。発生国の医療体制が整備されていないため、対策に限界があるとも語った。

会合では「命を救える治療薬があるなら使うべきではないか」との意見が出たという。

キーニー氏によれば、開発段階の薬やワクチンは数種類あるものの、いずれも臨床試験に至っていないうえ、在庫も限られている。

治療薬がないという事実の背景には市場の原理があると、キーニー氏は話す。

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