ナイジェリア大都市の病院でエボラ死者、感染拡大を懸念

2014.07.27 Sun posted at 12:28 JST

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(CNN) ナイジェリアの最大都市ラゴスの病院で、エボラ出血熱の感染が確認された患者が死亡したことが27日までに分かった。これまでに患者が確認されたギニア、シエラレオネ、リベリアの3カ国以外への感染拡大が懸念されている。

地元保健当局によると、死亡したのは40歳のリベリア人男性。リベリアの首都モンロビアで西アフリカの地域機関に勤務していた。20日にラゴスの空港に到着し、エボラ出血熱とみられる症状を示したため同市内の病院に隔離された。エボラ出血熱の患者に接触したり、遺体の埋葬に立ち会ったりしたことはないと話していた。

ナイジェリアのチュク保健相は25日、男性が死亡したと発表し、「精密検査の結果、エボラ出血熱のウイルスに感染していたことが確認された」と述べた。

地元当局は24日の時点で「患者の容体は安定し、回復に向かっている。検査の結果は確定していない」と発表していた。

世界保健機関(WHO)が20日に発表した統計によると、西アフリカのエボラ出血熱では過去4カ月間に疑い例を含め1093人が感染、660人が死亡した。検査で感染が確認された患者は786人で、このうち442人が死亡している。

シエラレオネでは対策を指揮していた医師が感染し、国際医療支援団体「国境なき医師団」の治療を受けている。

エボラ出血熱は致死率の高い出血性疾患。感染から症状が出るまでの潜伏期間中、感染者が気づかないまま移動してウイルスを広めてしまう恐れがある。

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