パキスタンで家族が25歳妊婦を石打ち殺害

2014.05.29 Thu posted at 09:32 JST

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パキスタン・イスラマバード(CNN) パキスタンで25歳の女性が家族の選んだ相手と結婚せずに恋人と駆け落ちしたという理由で、家族によって石打ちにされ、殺害された。女性は妊娠3カ月だった。

警察によると、女性は27日、東部ラホールの裁判所近くで、実の兄弟や父親、いとこを含む約20人の集団に襲われ、公の場で殺害された。家族の1人が女性の首に布を巻き付け、兄弟たちがレンガを投げつけて頭蓋骨を打ち砕いたとされる。

女性はパンジャブ州の出身で、家族はいとこと結婚させようとしたが、これを拒んで別の男性と駆け落ちしたとされる。殺害に加わった集団の中には、家族が結婚相手に選んだいとこもいた。

家族は女性が男性に拉致されたと主張して、裁判所に訴えを起こしていた。女性はこの裁判の中で、自分の意思で男性と一緒になったと証言するため、弁護士事務所から裁判所に向かう途中で襲われたという。

家族の体面を汚したという理由で行われるこうした行為は「名誉殺人」と呼ばれ、同国の地方部で横行している。しかしラホールのような大都市で行われるのは異例。

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