「名誉の殺人」で娘を殺害したパキスタン出身の両親に終身刑 英国

ロンドン(CNN) 英国で3日、欧米のライフスタイルを望み、弁護士を目指していた17歳の実の娘を殺害したとして有罪となったパキスタン出身の両親に対し、最低25年は仮釈放を認めない終身刑が言い渡された。

殺害されたシャフィリア・アハメドさんは、2003年に行方不明となり、その数カ月後の2004年2月に川岸でバラバラ遺体となって発見された。警察によると、シャフィリアさんの父イフティカル・アハメドと母ファルザナは、長年、信仰を守るようシャフィリアさんを説得したが失敗したため、殺害したという。

チェスター刑事裁判所のロデリック・エバンス判事は判決の中で、両親はシャフィリアさんに自分たちが信仰上適切と考える生活様式を強制するために「脅迫、いじめ、肉体的暴力」を行ったと指摘。さらに、シャフィリアさんの行動は恥と考え、自分たちが恥をかかされるとの懸念が娘に対する愛を上回り、その苦悩から逃れるために、4人の子どもの前でシャフィリアさんの首を絞めて殺害したと述べた。

犯行を否認し続けていた母親のファルザナは7月30日、夫がシャフィリアさんを殺害したと証言した。ファルザナは娘を守ろうとしたが、夫に殴られ、怖くなって部屋を出て、他の子どもたちと寝室にいたところ、20分後に車が出て行く音が聞こえたという。そして1人で戻ってきた夫に娘はどこかと聞くと、夫は「お前と子どもたちの人生を大切に思うなら、二度と聞くな」と言われたという。

しかし、2人の別の子ども(23歳)は先月、両親がシャフィリアさんを殺害したと証言した。両親は、シャフィリアさんが半袖のVネックシャツを着ていたことに腹を立て、彼女をソファに押し倒し、首を絞めたという。

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