中国人数千人がベトナムから退避、チャーター船到着

香港(CNN) 反中デモが激化しているベトナムに19日、中国人を退避させるためのチャーター船2隻が到着した。

中国国営新華社通信などの報道によると、チャーター船は、中国の施設や労働者を狙う暴動が起きたハティンに入港。1隻は同日989人を乗せて、中国南部の海南省海口に向かった。

さらに2隻がベトナムに向かっており、約4000人の中国人をベトナムから出国させる予定だとしている。

中国当局は18日の時点で、既に3000人以上がベトナムから退避したと発表していた。

当局によると、これまでの暴動で中国人2人が死亡、100人以上が負傷している。重傷者16人はチャーター機で18日に中国に帰国し、四川省成都の病院に入院した。

重傷を負ったのはハティンで鉄鋼施設の建設を請け負っていた中国企業の従業員で、鉄棒で殴られてけがをしているという。

ベトナムの反中デモは、中国とベトナムが領有権を主張している南シナ海のパラセル(中国名・西沙)諸島付近で、中国が石油掘削作業に着手したことを巡る衝突が発端となった。

ベトナム当局はデモの摘発に乗り出して数百人を逮捕。主要地域の警備を強化して、デモに参加しないよう市民に呼びかけている。

一方、中国は国民にベトナムへの渡航自粛を呼びかけるとともに、ベトナムとの間で予定していた一部の二国間交流事業を中止すると表明した。

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