韓国の「チョコパイ」が北朝鮮を変える?

板門店の「帰らざる橋」

板門店の「帰らざる橋」

開城工業団地では、100人以上の韓国人経営者が衣料や靴などの工場で北朝鮮からの従業員約5万人を雇っている。

昨年は南北情勢の悪化にともなって5カ月間閉鎖されたが、9月から操業を再開した。ここは北朝鮮にとって貴重な資金源であり、南北が定期的に接触する唯一の場所でもある。

同経営者によれば、北朝鮮の従業員は自分の食べる米飯を持参し、工場側がスープやおやつを用意する。通勤用のバスもなく、徒歩でやって来る従業員たちの空腹を満たすため、コカコーラとチョコパイ2個のおやつは欠かせなかったという。

チョコパイを子どもに食べさせようと、こっそり持ち帰る従業員もいた。ただ最近はどの工場でも、さらにボリュームのあるおやつとしてカップヌードルを出すようになったという。

チョコパイの人気を知った活動家らが、風船に付けて北朝鮮へ飛ばしたこともある。

米非営利組織(NPO)コリア・ソサエティーのスティーブン・ノーパー氏は「北朝鮮住民も同じ人間だという事実を忘れてはいけない。99%の住民はより良い生活を求めている。何はともあれ、仕事の後にはチョコパイを食べたいのだ」と話している。

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