ロマ族集落で保護の少女、ブルガリア男女の実子と判明

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ロマ族集落で保護の少女、両親判明

(CNN) ギリシャで少数民族ロマの夫婦から金髪の青い目の少女が保護された事件で、ブルガリア内務省は25日、DNA鑑定の結果、ブルガリアに住む別のロマの男女が少女の実の両親であることが確認されたと発表した。

同省によると、少女の実母はサシャ・ルセバさん、実父はアタナス・ルセフさんだという。サシャさんは24日、自分が少女の母親であると名乗り出た。サシャさんは2009年にブルガリアで自分が働いていた家の男女に少女を預けたと語った。

サシャさんは地元テレビ局のインタビューで「お金は一切受け取っていない。私には子どもに与える食べ物がなかった。昨日テレビで(報道を)見て胸が痛み、昨晩から何も口にしていない」と述べた。

少女の今後がどうなるのかは不透明だ。少女は現在、ギリシャの児童支援団体「スマイル・オブ・ザ・チャイルド」に保護されている。

ギリシャ警察は、ロマ族住民による不法行為の捜査でロマ族の集落を訪れた際に少女を発見。両親を名乗る男女と少女の外見が異なることから、少女を保護していた。男女は誘拐の罪で逮捕・訴追された。

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