中国、日本の海自護衛艦に対するレーダー照射を否定

沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)

沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)

香港(CNN) 中国海軍艦艇が尖閣諸島(中国名:釣魚島)近くで海上自衛隊の護衛艦に射撃用の火器管制レーダーを照射したとされる問題で、中国は8日、レーダー照射を全面否定した。

中国国防省は声明の中で、日本当局が発表した情報はでたらめであり、中国の脅威を「誇張」していると述べた。

尖閣諸島周辺では、数カ月前から海上で海上保安庁の巡視船と中国公船がにらみ合い、東シナ海上空では航空自衛隊の戦闘機と中国空軍の戦闘機の「接近戦」が続いている。尖閣諸島は現在、日本が実効支配しているが、中国は自国の巡視船に、尖閣諸島の周辺海域を定期的に巡回させている。

安倍晋三首相は6日、レーダー照射について「危険な行為」であり「遺憾だ」として不快感を表明。しかし中国国防省は8日、中国海軍艦艇のレーダーは「通常動作」をしていたにすぎず、射撃管制用レーダーは使用していないと主張した。

また、中国海軍艦船が1月19日に日本の海自ヘリコプターに火器管制レーダーを照射したとする日本側の主張についても否定し、日本政府の主張は事実と異なると批判した。

しかし日本政府も主張を変えず、中国の声明に対し不快感を示した。

岸田文雄外相は会見で、中国側の説明は受け入れられないとし、誠実な対応を求めると述べた。また日本の外務省は、中国の程永華駐日大使を呼び、レーダー照射を否定する中国側の主張に抗議した。

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