公判中に証人の「目玉」が落下、陪審員パニック 米国

2013.02.08 Fri posted at 12:37 JST

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(CNN) 米フィラデルフィアで起きた傷害事件の公判で、左目を失った被害者の男性が証言している最中に、義眼が眼窩から外れて手の上にこぼれ落ちるハプニングがあった。これを見た陪審員に動揺が広がり、裁判官は審理の無効を宣言した。

弁護人によれば、この光景に陪審員2人は驚いて、椅子から転げ落ちそうになるほど飛び上がったという。裁判官は全員の気を落ち着かせるため、休廷を宣言した。

公判は2011年8月に起きた事件をめぐり、マシュー・ブルネリ被告(23)がバーでジョン・ハティックさんとけんかになり、ハティックさんの眼球を突き刺したとして暴行罪などで起訴された。検察によると、ハティックさんは手術で眼球の摘出を余儀なくされた。

被害者のハティックさんは、この日の公判に証人として出廷。左目を失った経緯について証言しながら泣き出すうちに、義眼が飛び出て手の上にこぼれ落ちた。

担当検事は「26年も検事をやっているが、こんなことは初めて」とショックを受けた様子。弁護人も「証人は泣きながら、目から落ちたそれを片手で受け止めた。ショッキングな出来事だった」と振り返る。

審理は休憩をはさんで再開されたが、弁護側は、この出来事でハティックさんに同情が集まり、陪審員がブルネリ被告に対して不利な予断を持った可能性があると判断。裁判官も弁護側の請求を認め、審理の無効を宣言した。

ブルネリ被告側は、ハティックさんをこぶしで殴ってけがをさせたことは認めているが、突き刺した事実はないと主張している。

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