北朝鮮、ロケット発射に1千億円余 食糧調達なら4~5年分

香港(CNN) 北朝鮮が12日に強行した衛星搭載とする長距離ロケット発射で、韓国統一省当局者は同日、北朝鮮が今年、ロケット開発に投じた総額は推定13億米ドル(約1092億円)に達することを明らかにした。

この費用が北朝鮮が直面する食糧不足の緩和に充てられた場合、トウモロコシ460万トンを調達出来たと指摘。北朝鮮住民は4~5年、食事の確保を心配する必要がなかっただろうとも述べた。

統一省当局者によると、ロケット打ち上げの費用は今年4月に打ち上げが失敗した分を含め計6億ドル。発射基地の整備などで推定4億ドル、他の関連施設に3億ドル費やしたという。

米中央情報局(CIA)の世界各国便覧によると、北朝鮮の経済規模は400億ドル相当となっている。

一方、ソウルの非政府機関(NGO)である平和ネットワークの責任者は、北朝鮮労働者の賃金が韓国と比べはるかに安いことなどを根拠に、北朝鮮によるロケット打ち上げ費用は韓国政府の推定より低い可能性があると指摘した。

責任者によると、多数の韓国企業が進出する北朝鮮の開城(ケソン)工業団地で働く北朝鮮労働者の月給は約100ドルで、同国では最高水準とされる。他の職場での北朝鮮労働者の平均月給は50ドルと推定している。

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