北朝鮮によるロケット発射 この時期に強行した理由とは

北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)第1書記(中央)

北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)第1書記(中央)

長距離ロケットを飛ばしてみせることで、北朝鮮の核抑止力は強まる。北朝鮮はこれまで長年の研究と打ち上げ失敗を重ねながら、多段式長距離ミサイル技術の獲得に至っていないとされてきた。

打ち上げの成功は、北朝鮮の長距離ミサイル計画が開発段階から一歩進んで実戦配備に近付いたことを示す可能性がある。それによって近隣諸国に対する戦略上、外交上の立場が強まり、国際社会から支援を引き出す駆け引きも有利になるだろう。

外交上の決断は概して、さまざまな動機が交じり合ったところから生まれるものだ。政権交代が相次ぐ2012年末の北東アジアで、北朝鮮もまた、興味深い時期に差し掛かっている。

金第1書記率いる北朝鮮指導部は、国内外に渦巻く変化をどう乗り切っていこうとしているのか。ロケットの打ち上げは、その疑問に答えるうえで重要な手掛かりを提供している。

本記事はオーストラリア・ラトローブ大学講師のベンジャミン・ハビブ氏による特別寄稿です。

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