「モナリザ」のモデル、遺体発掘し顔面復元へ イタリア

2012.12.12 Wed posted at 10:57 JST

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(CNN) レオナルド・ダビンチの名画「モナリザ」の謎を解明するため、モデルになったとされる女性の遺体を発掘して顔面を復元しようというプロジェクトがイタリアで進められている。

モナリザは、当時の豪商フランチェスコ・デル・ジョコンドの2人目の妻、リザ・ゲラルディーニがモデルになったとする説が有力だ。記録によると、ゲラルディーニの遺体はフィレンチェの女子修道院跡にある古い建物に保管されているという。

この建物に保管された遺体は、アルミホイルに包んで密封容器に入れ、整理棚に積み重ねられている。調査チームが1体ずつ取り出して調べた結果、ゲラルディーニのものと思われる頭蓋骨の断片を発見。国内外の大学に検体を送ってDNA鑑定を行い、別の場所に埋葬されたゲラルディーニの親族のDNAと照合する。

ゲラルディーニの遺体であることが確認できれば、頭蓋骨の断片を組み合わせて顔面をほぼ正確に復元できるといい、調査チームを率いるシルバノ・ビセンティ氏は「『レオナルドのモデルは誰だったのか』という美術史上の謎がついに解明される」と興奮気味に話す。

ただしビセンティ氏によると、有名な「モナリザの微笑」はゲラルディーニのものではなく、ダビンチが別の女性をモデルとして後に書き加えたものと考えられるという。

これとは別に、モナリザはダビンチの自画像だとする説もある。

DNA鑑定の結果が出て、顔面が復元されるまでには数カ月はかかる見通しだ。

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