トランプ氏、8日に英国との貿易協定を発表 情報筋
(CNN) 米国のドナルド・トランプ大統領が、8日に重要な貿易協定を発表すると明らかにした。情報筋によれば、協定は英国とのものだという。
これは、米国と世界経済に深刻な打撃をもたらす恐れのあった歴史的に高水準の関税の緩和につながる可能性がある。
トランプ氏は7日夜、SNS「トゥルース・ソーシャル」に「重要な記者会見をあす午前10時、大統領執務室で開く。尊敬される大国の代表者との主要な貿易協定に関するものだ。第1弾だ!」と投稿した。
トランプ氏は投稿では国名を明かさなかったが、政権はインド、英国、韓国、日本と交渉中だと示唆している。米国のナバロ通商・製造業担当上級顧問は6日、CNNに、最初に署名するのが英国かインドかはわからないが、米国民にとって非常に良い協定になるなどと語った。
英紙フィナンシャル・タイムズは6日、英国との協定が週内にもまとまり、米IT大手に課すデジタルサービス税などの非関税障壁から米国を除外する可能性があると報じた。これと引き換えに、米国はアルミニウムや鉄鋼、自動車などに課す25%の関税を軽減または免除する案が浮上しているという。