米マウイ島山火事、死者67人に 生存者の捜索は難航

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山火事による火災に見舞われたマウイ島・ラハイナで、焼け跡近くの街路を歩く人々/Patrick T. Fallon/AFP/Getty Images

山火事による火災に見舞われたマウイ島・ラハイナで、焼け跡近くの街路を歩く人々/Patrick T. Fallon/AFP/Getty Images

(CNN) 米ハワイ州マウイ郡当局は11日午後、同州で発生した山火事の死者が67人に上ったことを明らかにした。1960年に東部ヒロで61人が死亡した津波を上回り、州史上最悪の自然災害となった。

生存者の捜索は厳しい局面に入っている。遺体捜索犬が焼け跡を調べている状況で、依然として多数の住民の行方が分かっていない。

ハワイ州のグリーン知事によると、西部の観光地ラハイナではこれまでのところ、屋内で遺体が見つかったケースはない。確認されている死亡例はいずれも、炎から逃げようとした人が屋外で亡くなったものだという。

グリーン氏は10日遅くに行われた記者会見で、「今後も死者が確認されるだろう」「数百棟の民家が破壊された。再建には多くの時間を要する」と述べた。

家族らは現在、つらい気持ちで愛する人の情報を待っている。

障害があり車椅子を使っていた退役軍人のティム・ウィリアムズさん(66)は9日、ラハイナ北郊カアナパリで火の手から逃げる途中に家族と最後の会話を交わした。

孫娘がCNNに語ったところによると、消息を絶つ直前、ウィリアムズさんから炎が空に吹き上がる様子をとらえた写真が送られてきたという。

辺り一面に濃い煙が立ちこめ、ウィリムズさんは自分がどこにいるのか分かっていなかった、と孫娘は振り返る。「祖父はシェルターに避難しようとしていたが、全ての道路がふさがれていた」

家族は行方不明のウィリアムズさんを見つけようと手を尽くしているものの、発見には至っていない。

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