生の鶏肉に詰め込んだ銃、空港保安検査で発見 米フロリダ州

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生の鶏肉に詰め込まれた銃が空港の保安検査で見つかった/TSA

生の鶏肉に詰め込まれた銃が空港の保安検査で見つかった/TSA

(CNN) 米フロリダ州の空港の保安検査で、生の鶏肉の中に銃が隠されているのが見つかった。米運輸保安庁(TSA)がインスタグラムへの投稿で明らかにした。

TSA広報によると、持ち主はハイチの首都ポルトープランス行きの便の乗客だった。

米国土安全保障省は、事件として捜査が進められていることを確認したが、詳細は明らかにしていない。

フロリダ州では今年、TSAの保安検査で銃が見つかった件数が過去最高に達している。これまでに乗客が空港の保安検査場に持ち込んだ銃は700丁以上。既に昨年1年間の件数を上回った。

州内では12の空港で記録を更新。オーランド(129丁)を筆頭に、フォートローダーデール(120丁)、タンパ(102丁)が続いている。

保安検査場で見つかった銃はほぼ全て、弾丸が装填(そうてん)されていたという。「暴発すれば悲劇を招きかねない」「全乗客が、保安検査場に入る前に自分の銃の場所を正確に把握しておく責任がある」とTSAは強調する。

多くの場合、空港に銃を持ち込んだ乗客は逮捕され、裁判所に出頭を命じられる。

たとえ逮捕されなかったとしても、TSAから命じられる罰金は1万3910ドル(約200万円)に達することもある。

銃は預け荷物に入れる必要があり、TSAのウェブサイトに銃と弾薬に関する具体的な規定が紹介されている。

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