リマンから押し戻されたロシア軍、「現状維持」のためクレミンナへ移動 米軍高官
(CNN) ウクライナ東部ドネツク州の戦略的要衝リマンから撤退したロシア軍は、東に位置する町クレミンナに向けて後退した。「現状を維持」するためとみられる。米軍の高官の1人が明らかにした。
同高官はウクライナ軍によるリマンの解放を「相当な作戦上の成果」と評価。この町がロシア軍の「兵站(へいたん)の中心」として使用されていたと指摘した。
上記の高官によれば、現状は前線に展開する部隊を再補給する能力に影響を及ぼすという。その範囲はハルキウ州からドネツク州バフムートへと下り、南部ヘルソンにまで至るとしている。