米公聴会出席のハチンソン氏、自分の証言を堅持 議会襲撃事件の説明で反論受け

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公聴会で証言するハチンソン氏=28日/Andrew HarnikAFP/Getty Images

公聴会で証言するハチンソン氏=28日/Andrew HarnikAFP/Getty Images

ハチンソン氏は公聴会で、事件当日、警護隊員から議事堂には行けないと知らされたトランプ氏が大統領専用車のハンドルを握ろうと車両の前席に手を伸ばし、残った手を隊員のロバート・エンゲル氏に突き出したとの話を聞いたと証言した。話は当時の次席補佐官トニー・オルナート氏から聞いたもので、その場にエンゲル氏も同席していたという。

公聴会の後、この件に詳しいシークレットサービスの関係者はCNNに対し、オルナート氏はトランプ氏がハンドルを握ったり、シークレットサービスの隊員をつかんだりしたとの話をハチンソン氏に伝えたことを否定していると語った。

オルナート氏はトランプ氏やそのチームとの結びつきが強い人物として知られている。トランプ政権時代にはシークレットサービスでの職務を停止しホワイトハウスの次席補佐官に就任することを認める異例の措置があった。

エンゲル氏は以前、委員会で事件当日のトランプ氏とのやり取りを証言し、トランプ氏が議事堂に行く意欲に関しても証言していた。ただこの関係者によると、いさかいや暴力を振るわれたかについての質問は受けなかったという。

シークレットサービスは28日午後、国土安全保障省の立法部局を通じて委員会に対し、大統領専用車での出来事について関係者に宣誓下で供述させる意向を伝達。その出来事自体が起きていなかったことを証言する用意があるとも伝えた。

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