ブチャの残虐行為は「戦争犯罪」 バイデン米大統領、対ロ制裁強化を表明

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米首都ワシントンのフォートマクネア陸軍基地に到着後、記者団に話しかけるバイデン氏/Mandel Ngan/AFP/Getty Images

米首都ワシントンのフォートマクネア陸軍基地に到着後、記者団に話しかけるバイデン氏/Mandel Ngan/AFP/Getty Images

(CNN) 米国のバイデン大統領は、ウクライナのブチャで行われた残虐行為を、ロシアとロシアのプーチン大統領による「戦争犯罪」と位置づけ、ロシアに対する追加制裁を検討していることを明らかにした。一方で、ジェノサイド(集団殺害)ではないとの認識を示した。

「私がプーチンを戦争犯罪人と呼んで批判されたことを、あなた方は覚えているかもしれない。だがブチャで目の当たりにしたことこそ真実だ。これで裏付けられた。彼は戦争犯罪人だ。しかし我々は情報を収集しなければならない。ウクライナが戦い続けるために必要な兵器を提供し続けなければならない。戦争犯罪裁判を起こすために、詳しい情報を全て収集しなければならない。この男は残酷だ。ブチャで起きたことは常軌を逸している。誰もがそれを目の当たりにした」。首都ワシントンに到着したバイデン大統領は、記者団にそう語った。

一方で、ブチャの犯罪によってこの状況がジェノサイドだったことが証明されたかという質問に対しては、「ノー。これは戦争犯罪だと思う」と語った。

バイデン大統領はさらに、ロシアに対する追加制裁を検討していると述べ、間もなく発表すると表明した。

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