写真を撮ろうとした登山客が滑落死、210メートル下に転落 米

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米アリゾナ州のロストダッチマン州立公園で、写真を撮ろうとした登山客が滑落死した/Adobe Stock

米アリゾナ州のロストダッチマン州立公園で、写真を撮ろうとした登山客が滑落死した/Adobe Stock

(CNN) 米アリゾナ州のロストダッチマン州立公園で24日、写真を撮ろうとした登山客が足を滑らせ、数百メートル転落して死亡する事故があったことが分かった。ピナル郡保安官事務所が明らかにした。

保安官事務所の報道官によると、死亡したリチャード・ジェイコブソンさん(21)は山道から約210メートル下で遺体で見つかった。

午前0時45分ごろ、一緒にキャンプをしていた友人から緊急通報があり、ジェイコブソンさんが「写真を撮るため」山道の端に行き、足を滑らせたと告げられたという。

州公共安全当局のヘリが遺体の捜索と収容を支援した。この公園は州都フェニックスから約64キロの位置にある。

専門誌に発表された2018年の研究によると、世界全体では11年から17年にかけて250人以上が自撮りを試みて死亡した。20年にはアリゾナ州の別の州立公園でも、25歳の男性が写真を撮ろうとして死亡する事故があった。

ジェイコブソンさんの幼なじみの1人はCNN提携局KNXVの取材に対し、訃報(ふほう)を聞いて衝撃を受けていると語った。

この幼なじみによると、ジェイコブソンさんはユタ州とワシントン州で伝道活動に携わっていたという。

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