囚人の半数以上、新型コロナに感染 米ミシシッピ州連邦刑務所

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(CNN) 米ミシシッピ州ヤズーシティーにある連邦刑務所で受刑者の半数以上が新型コロナウイルスに感染していることが23日までにわかった。米連邦刑務所の維持管理などを担う部局が明らかにした。

感染拡大が深刻なこの刑務所は同州ジャクソンから北へ約80キロ離れ、警備態勢は中程度の矯正施設となっている。同刑務所には、厳重な監視が必要な受刑者、あるいは低い水準の管理態勢が適用される受刑者の収監施設もそれぞれ別にある。

半数以上の感染者が出た監房施設にいる服役者総数は1416人で、陽性反応を示したのは719人。刑務官9人の感染も判明し、受刑者146人が症状から回復したという。

同部局の報道担当者はCNNの取材に、迅速検査とPCR検査の両方の実施を進めていると説明した。

米連邦刑務所での感染拡大は現在、ミシシッピ州での被害が最も大きい。報道担当者によると、感染がわかった受刑者の大半は無症状で、病院で提供される水準の手当てを必要としない状態にあるとした。

受刑者には現在、米国内で承認されている3種類すべてのワクチンの接種や追加接種ブースターを提供しているとした。

バイデン米大統領は昨年9月、連邦刑務所の全ての刑務官らに対し例外規定を除き接種を義務づける大統領令を出していた

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