機内で局部さらしマスク拒否、空き缶も投げた男逮捕 米旅客機

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機内でマスク着用の要請を拒み、乗務員や他の乗客への迷惑行為を働いた男が逮捕された/Elijah Nouvelage/Bloomberg/Getty Images/FILE

機内でマスク着用の要請を拒み、乗務員や他の乗客への迷惑行為を働いた男が逮捕された/Elijah Nouvelage/Bloomberg/Getty Images/FILE

(CNN) アイルランド・ダブリンから米ニューヨーク市へ向かっていた米デルタ航空の旅客機内で今月7日、搭乗の男がマスク着用の要請を再三拒み、客室乗務員や他の乗客に自らの局部をさらす迷惑行為などを働き、逮捕されたことが22日までにわかった。

裁判所へ送られた訴状や宣誓供述書で21日明らかになった。男はアイルランド出身の29歳で、フライト中にズボンと下着をずり下げ、臀部(でんぶ)を客室乗務員に露呈させていたという。

また、飲み物の空き缶を投げ、他の乗客の頭部にぶつける騒ぎも起こしていた。休憩中の機長とも争い、自らの帽子を2度にわたってかぶせたほか、こぶしを機長の顔に近づけ、「触るな」と脅してもいた。

さらに、同機がニューヨーク市のケネディ国際空港への最終進入態勢にあった際も座席にとどまり続けなかったという。

ニューヨーク市東部地区を担当する検察当局によると、男は乗務員に対する意図的な暴力や威嚇行為の重罪に問われている。有罪が確定すれば、最長20年の禁錮刑が下される可能性がある。

男は保釈金2万ドル(約228万円)を払って釈放されたが、出国禁止の条件が課された。罪状認否の審理の日程は決まっていない。

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