トランプ氏元首席補佐官の訴追求める決議、米下院が可決

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トランプ政権のマーク・メドウズ元大統領首席補佐官/SAUL LOEB/AFP/Getty Images

トランプ政権のマーク・メドウズ元大統領首席補佐官/SAUL LOEB/AFP/Getty Images

(CNN) 米下院は14日、今年1月6日の議会襲撃事件を調査する特別委員会での証言を拒否したとして、トランプ前大統領の首席補佐官を務めたマーク・メドウズ氏を刑事訴追するように司法省に求める決議を賛成多数で可決した。

賛成222、反対208で、共和党からは特別委員会のリズ・チェイニー、アダム・キンジンガー両委員が賛成に回った。

13日には特別委員会が議会侮辱罪での訴追を求める決議を全会一致で可決していた。今後は司法省が訴追を行うかどうか決定する。

首席補佐官を務めたメドウズ氏は、昨年の大統領選の結果を覆そうとする取り組みをよく知る人物となる。下院から訴追要求を受けるトランプ氏側近としては、10月のバノン元首席戦略官に続く2人目。

メドウズ氏はこれまでトランプ氏とのやりとりについて、大統領特権を主張し秘密を守りたい意向を示してきた。既に数千の文書を提出しているが、委員会はこの文書から証言の必要性が強まったとしている。

メドウズ氏がこの証言を拒否したことが、14日の本会議決議の主な要因となった。

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