トランプ氏元首席補佐官の議会侮辱罪での訴追、米下院調査委が付託案を可決

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トランプ前大統領の首席補佐官を務めたマーク・メドウズ氏/Gabriella Demczuk/Getty Images

トランプ前大統領の首席補佐官を務めたマーク・メドウズ氏/Gabriella Demczuk/Getty Images

(CNN) 今年1月6日の米議会議事堂襲撃事件を調査する米下院特別委員会は13日、トランプ前大統領の首席補佐官を務めたマーク・メドウズ氏を議会侮辱罪で刑事訴追するように司法省に付託する議案を可決した。

今後は下院本会議での投票に移る。早ければ今週後半にも議決が行われ、司法省に付託されることになる。

委員会は同日の会合で、メドウズ氏と数人の間で交わされた襲撃事件当日のテキストメッセージを公開した。その中にはトランプ氏の長男、ドナルド・トランプ・ジュニア氏と交わしたものもあり、暴動をすぐに非難するように大統領を説得するようメドウズ氏に助けを求める内容だった。

米下院特別委員会が公開した襲撃事件当日のテキストメッセージの一部/TapTheForwardAssist
米下院特別委員会が公開した襲撃事件当日のテキストメッセージの一部/TapTheForwardAssist

こうしたメッセージは既に委員会に提出され、秘匿特権の主張でカバーされていないものとなる。メドウズ氏は一時、委員会の調査に協力すると表明したがその後撤回し、秘匿特権による保護を主張している。

トンプソン委員長は委員会の調査は進んでいて、メドウズ氏は例外だと発言。「今週、約10人あまりの重要な証人が我々の調査で公に証言を行う。さらに多くの人物から非公式に話を聞く」と述べた。

委員会は先週、メドウズ氏に対して、調査への協力が得られないならば、議会侮辱罪での訴追に向けて手続きを進める以外選択肢はないと伝えていた。

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