米裁判所、メキシコ「麻薬王」の妻に禁錮3年 麻薬取引や資金洗浄の罪

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エマ・コロネル・アイスプロ被告/Drew Angerer/Getty Images

エマ・コロネル・アイスプロ被告/Drew Angerer/Getty Images

(CNN) 米首都ワシントンの連邦地裁は11月30日、メキシコの「麻薬王」と呼ばれたホアキン・グスマン受刑者(通称エル・チャポ)の妻に対し、夫が率いる組織の麻薬取引およびマネーロンダリング(資金洗浄)に関与した罪で、禁錮3年および罰金150万ドル(約1億7000万円)などを命じる判決を言い渡した。

エマ・コロネル・アイスプロ被告(31)は今年6月の公判で罪を認めていた。

同被告は公判で判決が言い渡される前に、夫とその麻薬組織「シナロア・カルテル」との関わり、および自身が米国の市民に対して与えた可能性のある危害について深く後悔していると表明。自身の責任を全面的に認めるとともに、夫が収監されているためにすでに片親がいない、9歳になる双子の子どもたちの事情を考慮するよう、裁判官に対して懇願した。

同被告の弁護士も、被告の逮捕を受けた報道において、被告が米政府に協力して組織のメンバーらに不利を招いているとする匿名の政府情報筋の話が取り上げられたため、被告の身の危険が及ぶ可能性があることを考慮するよう裁判官に求めた。

同弁護士は、この報道について虚偽であると断固否定しつつ、同被告が組織の標的となり得るためにメキシコへ帰国することが出来ない可能性があると指摘した。

検察側は複数の要素を考慮し、量刑の最低基準を9カ月下回る禁錮4年、罰金150万ドルなどを求刑。連邦検察官は公判で、被告が犯した罪は重大だとしつつも、被告が犯罪で担った役割は最小限であり、「犯罪組織という非常に巨大な器械の歯車のひとつ」だったと指摘していた。

メキシコと米国の二重国籍を持つ同被告は今年2月、米ダレス国際空港で逮捕され公判中は勾留されていた。

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