米議事堂襲撃に加わった金メダリスト、司法取引で捜査に協力

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米連邦議会議事堂のクリート・ケラー被告(写真左)と2008年のオリンピック選考大会時の同被告(写真右)/Townhall Media/FBI/Getty Images

米連邦議会議事堂のクリート・ケラー被告(写真左)と2008年のオリンピック選考大会時の同被告(写真右)/Townhall Media/FBI/Getty Images

(CNN) 今年1月6日に起きた米連邦議会議事堂襲撃事件に関連して、過去のオリンピックで金メダルを獲得した元水泳選手のクリート・ケラー被告(38)が29日、選挙人団の手続きを妨害した重罪の罪を認めた。ケラー被告は捜査に協力する意向で、司法取引に基づき襲撃に加わった人物について証言する可能性もある。

ケラー被告は2008年の北京大会と04年のアテネ大会で金メダルを獲得した著名アスリート。検察側はその知名度を頼りに、スター証人として利用する可能性がある。

ケラー被告は議事堂襲撃に加わったとして今年1月に逮捕され、7件の罪で起訴された。司法取引の一環として、残る起訴は取り下げられる。重罪を認めたことで禁錮を言い渡される可能性があるが、検察への協力を理由に減刑される可能性もある。

今年1月6日の米連邦議会襲撃事件では、ケラー被告がオリンピック米代表チームのジャケットを着て参加する姿をカメラがとらえていた。検察側の29日の陳述によれば、身長198センチの同被告は暴徒の中でも際立っており、1時間に及ぶ議事堂内での行動を簡単に追跡できた。

検察によると、ケラー被告は警官隊とにらみ合ったり、民主党議員に罵声を浴びせたり、建物の外へ押し出そうとする警官を振り払ったりしたとされる。

暴動後はワシントンに持ち込んだ携帯電話やメモリーカードを破棄し、オリンピック米代表のジャケットも廃棄していた。

ケラー被告の弁護人は公判で、「彼はあの日自分がやったことを恥じ、裁判所と米国民に償いたいと思っている」と訴えた。

司法省とケラー被告は、同被告が捜査協力を終えるまで、判決の言い渡しを延期することで合意した。

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