元FBI副長官、18日の右派集会に警戒呼び掛け

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今月18日に米首都ワシントンで開催が予定されている集会について、連邦捜査局(FBI)の副局長を務めたアンドリュー・マケイブ氏が警戒を呼び掛けている/Samuel Corum/Getty Images

今月18日に米首都ワシントンで開催が予定されている集会について、連邦捜査局(FBI)の副局長を務めたアンドリュー・マケイブ氏が警戒を呼び掛けている/Samuel Corum/Getty Images

ワシントン(CNN) 米首都ワシントンで今月18日に、1月の連邦議会議事堂襲撃事件で訴追された被告らを支援しようと右派が計画している集会をめぐり、マケイブ元連邦捜査局(FBI)副長官が捜査当局に厳重な警戒を呼び掛けた。

マケイブ氏は6日に出演したCNNの番組で、捜査当局は1月の事件前夜に情報を得た時よりも深刻に事態を受け止めるべきだと強調した。

集会はトランプ前大統領の元陣営スタッフが主催する。捜査筋がCNNに語ったところによると、首都警察は警官の休日返上や警備部隊の待機など万全の態勢を整え、インターネット上の通信や旅行予約などのデータから集会の規模を予測する構えだという。

国土安全保障省の情報部門を率いるジョン・コーエン氏は先月、CNNとのインタビューで、過激派が陰謀論や誤情報に基づいて暴力をあおる表現は議会襲撃事件の前に酷似していると指摘した。

ただし18日は事件当日と違い、下院が休会中の土曜日で、議事堂内にいる議員やスタッフははるかに少ないと予想される。マケイブ氏はさらに今回、当局側に有利な点として、「現職大統領が火をあおって集会への参加を呼び掛けていない」こと、当局が準備態勢を整えている様子がみられることを挙げた。

議事堂周辺では今年4月、警察のバリケードに車が突っ込んで警官1人が死亡。8月には爆弾を持っていると主張する男が数時間にわたって警察とにらみ合う騒ぎがあった。

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