タリバン、米国人を殴打 検問で自由な通行要求 国防総省

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(CNN) オースティン米国防長官は20日、アフガニスタンの首都カブールで複数の米国民が実権を掌握したイスラム主義勢力タリバンの構成員に殴打される被害を受けたことを明らかにした。

多数の関係筋によると、長官が米下院議員との電話上のやりとりで述べた。

長官は殴打について「容認出来ない行為」としながらも、米国が検問場所での安全な通行を確保するため空港外へ立ち入っているのかは肯定も否定もしなかった。タリバンはカブール国際空港近くで検問を実施しているともされる。

オースティン長官はただ、タリバンは総じて空港を目指す米国人の移動を邪魔していないと述べた。

国防総省のカービー報道官は長官の発言や米国人が殴打されたとの情報に関連し、タリバン側と接触し殴打は決して受け入れられないとの立場を伝えたと指摘。検問場所においては文書などで身元が立証された米国人の自由な通行を求めたともした。その上で「全般的にはそういう状況となっている」と付け加えた。

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