国境で引き離された親子、3年ぶりの抱擁に涙 まだ千家族以上が再会できず 米

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再会を喜ぶブライアン・チャベスさん(左)と母のサンドラ・オルティスさん/Families Belong Together

再会を喜ぶブライアン・チャベスさん(左)と母のサンドラ・オルティスさん/Families Belong Together

アル・オートロ・ラド氏によると、チャベスさんは父とおじを麻薬犯罪組織に誘拐されて殺害され、組織に入るよう要求された。このため母のオルティスさんと共にメキシコのミチョアカンの自宅から逃げたという。しかし2017年10月、米国との国境にたどり着いた2~3日後に引き離され、オルティスさんは2週間後に送還されて、身を隠さなければならなかった。

チャベスさんは記者団に、「母と会えて、抱きしめることができるなんて、夢みたいで、悪夢の終わりのようだった」と語った。

引き離された家族の裁判を支援している米自由人権協会(ACLU)のリー・ゲラント弁護士はCNNの取材に対し、4家族の再会は歓迎するが、まだやるべきことはあまりに多いと強調する。

ゲラント氏はフィラデルフィアで4日に息子たちと再会を果たした別の母親の様子について、「言い表す言葉が見つからない」「胸が張り裂けそうだった。子どもたちはいつまでも母親を抱きしめ、全員が泣いていた」と振り返った。

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