受刑者、ワクチン接種なら減刑も 米マサチューセッツ州

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米マサチューセッツ州で、ワクチン接種を条件に受刑者の減刑を認める動きが出ている/Joseph Prezioso/AFP/Getty Images

米マサチューセッツ州で、ワクチン接種を条件に受刑者の減刑を認める動きが出ている/Joseph Prezioso/AFP/Getty Images

(CNN) 米マサチューセッツ州の矯正施設管理当局は6日までに、刑務所の服役者が新型コロナウイルスのワクチンを2回分接種し、教育目的の文献を読み、映像などを見終わった場合、申請すれば減刑が実現する可能性があるとの見方を示した。

内部連絡メモで示されたもので、同州の州法に基づく解釈となっている。該当する州法は、法律で決められた活動やプログラムに参加し終了した場合、善行の評価が付与され、減刑などの恩恵を獲得出来る資格が得られると定めているという。

矯正施設管理当局の幹部のメモによると、必要な手続きを終えた服役者は「計7日半」に相当する恩恵を授けられる資格がある。

メモは「ワクチン接種は社会復帰に向けた相当な価値のある行為と判断した」とも記した。

米国内の刑務所は新型コロナの感染拡散が多発する場所ともなっている。全米の矯正施設内での感染動向を追っている団体によると、獄内での累計感染者数は今月4日の時点で計36万8271人、死者は2256人となっていた。

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