米上院、オースティン国防長官の指名承認 アフリカ系初

米上院がロイド・オースティン退役大将の国防長官指名を承認した/Greg Nash/Pool/Getty Images

米上院がロイド・オースティン退役大将の国防長官指名を承認した/Greg Nash/Pool/Getty Images

(CNN) 米議会上院は22日、バイデン大統領が国防長官に指名したロイド・オースティン退役大将の人事案を承認した。オースティン氏は国防総省を率いる初のアフリカ系米国人となる。

米国には元軍人が国防長官に就くには退役後7年を要するとの法律があり、2016年に退役したオースティン氏は適用免除を受ける必要があった。下院は21日午後に適用免除を承認、上院もこれに続いた。

この日の採決の結果は賛成93票、反対2票だった。共和党のマイク・リー上院議員(ユタ州選出)とジョシュ・ホーリー議員(ミズーリ州選出)の2人が反対に回った。

20日のバイデン氏の大統領就任を受け、議会民主党指導部は閣僚や他の主要当局者の承認を急いでいる。上院は20日夕、国家情報長官にアブリル・ヘインズ氏を充てる人事案を可決し、バイデン政権の閣僚指名者を初めて承認していた。

上院共和党トップのマコネル院内総務は22日、上院は連邦議会がトランプ政権に続いて国防長官の承認で適用免除を認めた事実を「立ち止まってよく考える」べきだと述べた。

マコネル氏は「われわれが適用を除外し続けている法律は正当な理由があって存在する」と指摘。「軍の文民統制は我が国の基本原則であり、軍高官の経験が国防総省を率いる文民ポストへの暗黙の前提条件になる状況は全く望ましくない」としている。

一部の議員からは退役間もない将官が国防総省の文民トップのポストに就くことに反対の声も上がり、オースティン氏は上院軍事委員会の公聴会でこうした懸念の払しょくに努めていた。

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