民主党上院議員7人、倫理委にクルーズ議員らの調査要求 議事堂乱入めぐり

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民主党の上院議員7人がクルーズ議員(左)とホーリー議員の調査を倫理委に要求した/Getty Images

民主党の上院議員7人がクルーズ議員(左)とホーリー議員の調査を倫理委に要求した/Getty Images

(CNN) 米民主党の上院議員7人が21日、上院倫理委員会に対し、共和党のテッド・クルーズ議員(テキサス州選出)とジョシュ・ホーリー議員(ミズーリ州選出)を調査するよう求めた。今月6日に起きた連邦議会議事堂への乱入事件をめぐり、選挙人投票の結果承認に異議を唱えた両議員の行動が事件とどのように関係していた可能性があるかを調べるよう求めている。

調査を要求したのは民主党のシェルドン・ホワイトハウス議員(ロードアイランド州選出)、ロン・ワイデン議員(オレゴン州選出)ら7人。上院倫理委員会に宛てた文書の中で、クルーズ、ホーリー両議員を対象とした調査を開始するべきだと明言した。上院の品位と安全、信望を守ることが目的だとし、調査の過程で対象となる議員がさらに浮上する可能性にも言及している。

倫理委への文書では「上院が答えなくてはならない問いは、ホーリー議員とクルーズ議員に選挙人投票への異議を唱える権利があったかどうかではない。両議員が至高の道徳的原則と国家に対する忠誠よりも個人や党、政府機関への忠誠を上位に置いてしまったのではないかという問いだ。あるいは1月6日の暴力に関連して、上院の名声を汚す不適切な行為に及んだのではないかという問いである」と述べられている。

「至高の道徳的原則と国家に対する忠誠を個人や党、政府機関への忠誠より上位に置くこと」や「上院の名声を汚す不適切な行為」といった箇所は、政府業務のための倫理規定と上院の倫理問題に関する手引書から引用したもの。

7人の議員らは倫理委に対し、「除名や問責決議を含む」懲戒処分の勧告も求めている。

ホーリー議員は21日に声明を出し、民主党議員らによる訴えを「上院の倫理プロセスの目に余る乱用であり言語道断。党派的な報復以外の何物でもない」と非難した。

そのうえで「民主党は利用可能なものなら何でも武器とすることに余念がないようだ。憲法違反の弾劾(だんがい)手続きを強行するのも同様で、国家のさらなる分断が目的なのだろう」と指摘した。下院は今月、当時のトランプ大統領の弾劾訴追決議案を賛成多数で可決。今後上院で弾劾裁判が始まるとみられている。

クルーズ議員の報道担当者も7人の民主党議員を非難。「根拠のない倫理上の訴えを同僚議員に起こし、政治ゲームに勤しんでいる」と酷評した。

民主党の7人は、乱入発生後も異議の手続きを進めたことで暴徒の動機や将来の暴力に正当性を与えたと指摘。さらに、クルーズ、ホーリー両氏自身やその関係者が集会を組織した人物に連絡や協力をしていなかったか、事前に計画を知っていなかったか、集会を支援した組織や人物から資金を受け取っていないかを調査するよう要請している。

また、こうした調査を実効的に行えるのは上院だけだとも言及。行政機関は権力分立の誤った側にいるため、そうした機関による調査は信頼できないとも述べた。

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