ホワイトハウスの感謝祭宣言、国民に「集まり」呼びかけ 感染者急増の最中

感謝祭の恒例行事「七面鳥恩赦式」を行うトランプ大統領とメラニア夫人/Susan Walsh/AP

感謝祭の恒例行事「七面鳥恩赦式」を行うトランプ大統領とメラニア夫人/Susan Walsh/AP

(CNN) 米国のトランプ大統領は、毎年行う感謝祭の宣言で国民に対し「集まって」休日を過ごすよう呼び掛けた。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、連邦政府の公衆衛生当局者らは人が大勢で集まることについて明確な警告を発している。

ホワイトハウスの報道官事務所が25日夜に発表した宣言の最後の行には、「すべての国民の集まりを奨励する。家庭と教会で祈りを捧げ、神に感謝してほしい。我々に対し多くの恵みがもたらされていることを」との言葉があった。

公衆衛生の専門家らは、26日の感謝祭が「爆発的な感染を引き起こすイベントの最たるもの」になる可能性があると警鐘を鳴らす。また米疾病対策センター(CDC)は、感染拡大の予防策として感謝祭のための旅行を控えることを推奨している。

米ジョンズ・ホプキンス大学によると、米国内における新型コロナの累計死者数は26万1000人以上。感染者数は1270万人を超えており、入院患者の数もこの数日間で過去最多を更新し続けている。

専門家らは感謝祭のように家族が集まるイベントについて、たいてい屋内で行われ、様々な世代が同席するため、高齢者など重症化しやすい人々がリスクにさらされると懸念を示す。

感謝祭などの祝日における大統領の宣言は通常、ホワイトハウスが発表する形式的な声明だが、時おり政権や現在起きている出来事などにからむ政治性を帯びたものになることもある。今年の宣言には、新型コロナのパンデミック(世界的な感染拡大)に言及する箇所も盛り込まれた。

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