トランプ氏が訴える「不正投票」、共和党重鎮ら擁護も一般議員は反論

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マコネル上院院内総務はトランプ氏の会見への言及を控えた/Tom Brenner/Getty Images

マコネル上院院内総務はトランプ氏の会見への言及を控えた/Tom Brenner/Getty Images

ただミッチ・マコネル上院院内総務(ケンタッキー州)のほか、上院院内幹事を務めるジョン・スーン氏(サウスダコタ州)、ジョン・コーニン氏(テキサス州)、ロイ・ブラント氏(ミズーリ州)ら上院の共和党指導部のメンバーはいずれも、トランプ氏の今回の発言に関するコメントを控えた。

一方、上下両院に所属する共和党の一般議員の多くは、トランプ氏を名指ししない形で、同氏の根拠のない発言に異議を唱えている。

現行の任期を最後に下院議員を退く予定のウィル・ハード氏(テキサス州)は、ツイッターへの投稿で「現職の大統領が我々の政治プロセスを非難し、無数の米国民が発する声の合法性を証拠もなく疑うのは危険かつ誤りであるばかりでなく、この国がよって立つ土台そのものを毀損(きそん)する行為だ」と批判した。

同じく下院議員のアダム・キンジンガー氏(イリノイ州)は、「常軌を逸した話になっている」「不正に関するもっともな懸念があるというなら、証拠を出して裁判に持ち込めばいい」とツイートした。

不正の証拠があるなら提示するべきだという主張は、他の多くの共和党議員の間で共有されている。

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