トランプ米大統領、12カ国からの渡米禁じる布告に署名
(CNN) 米国のトランプ大統領は4日夜、12カ国からの渡米を禁止する布告に署名した。安全保障上のリスクを理由に挙げている。
禁止措置を受け、該当する国々の国民は入国を完全に規制される。挙げられている国々はアフガニスタン、ミャンマー、チャド、コンゴ共和国、赤道ギニア、エリトリア、ハイチ、イラン、リビア、ソマリア、スーダン、イエメンの12カ国。
この他、7カ国の国民に対しては部分的な入国規制を実施する。該当するのはブルンジ、キューバ、ラオス、シエラレオネ、トーゴ、トルクメニスタン、ベネズエラ。
布告では合法的な永住者、現行のビザ保持者、特定の種類のビザや入国が米国の国益となる個人については例外的な措置を講じるとしている。
ホワイトハウスの当局者によれば、トランプ氏はかねて今回の布告への署名を検討していたが、1日にコロラド州ボールダーで発生した反ユダヤ主義に根差す襲撃事件の発生を受け、実施を早めたという。