米アラスカ州地震で小規模な津波発生、住民に避難命令も

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避難命令を受け、アラスカ州ホーマーから高台に避難する人々/Michael A. Armstrong/Homer News/AP

避難命令を受け、アラスカ州ホーマーから高台に避難する人々/Michael A. Armstrong/Homer News/AP

(CNN) 米国立津波警報センターは19日午後、アラスカ州南西部サンドポイント付近で発生したマグニチュード(M)7.5の地震による津波が発生したと発表した。

津波警報センターによると、この津波で高さそれぞれ130センチの2つの波を観測した。一方、陸上からの観測では、満潮時の波の高さは45.7センチと61センチだった。

地震発生を受けてアラスカ半島とアラスカ南部に出されていた津波警報は、19日午後には津波注意報に切り替わった。

アラスカ以外の米国と、カナダの太平洋沿岸には津波の恐れはないとしている。

震源地に近いコディアック島に住む女性は19日、津波警報が鳴り響いたことを受けて一家で高台に避難した。女性は2014年からコディアック島に住んでいて、津波警報を経験したのはこれで6回目だという。

サンドポイントから約145キロ西部のコールドベイに住む女性は、揺れが収まるまで子どもたちや犬と一緒にテーブルの下に隠れたと話す。

震源地に近いホーマーには避難命令が出され、低い土地の住民が車で高台に避難した。

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