トランプ氏、10日に公式イベント復帰も 主治医が予測

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トランプ氏の主治医は、同氏が10日にも公的に復帰する見通しを明らかにした/Win McNamee/Getty Images

トランプ氏の主治医は、同氏が10日にも公的に復帰する見通しを明らかにした/Win McNamee/Getty Images

ワシントン(CNN) トランプ米大統領の主治医を務めるショーン・コンリー氏は8日、同大統領が新型コロナウイルス感染症の一連の治療をすべて終え、10日にも公的なイベントに復帰する見通しであると明らかにした。

ホワイトハウスが8日夜に公開したメモの中でコンリー氏は、トランプ氏がウイルスへの陽性反応を示してから「次の土曜日で10日目となる」と指摘。そのうえで、医療チームが実施してきた先進的な診断に基づくなら、トランプ氏はその日にも公的な場面へと安全に復帰できる見込みが大いにあると述べた。

メモの中では、トランプ氏が最後に陰性と診断されたのがいつなのかは言及されていない。

トランプ氏は8日、入退院後初となるFOXビジネスとのインタビューで、自身について、人に感染させる状態にはすでになく、選挙運動の集会を再開する用意ができていると発言。また免疫が付いたため、再びコロナに感染することもないと付け加えた。

しかし米疾病対策センター(CDC)によれば、新型コロナ感染者は最初に症状が出てから10日間は他人への接近を控える必要がある。解熱剤無しで24時間発熱しないことも、人と接触する際の条件となる。

こうした指針に照らせば、トランプ氏はまだ隔離が必要な状態にあり、選挙活動を行うべきではない。それでも同氏は退院からわずか2日後に、ホワイトハウスでの執務を再開している。

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