トランプ氏、対中貿易交渉のため「制裁延期」 ウイグル族の強制収容めぐり

米国のトランプ大統領。ウイグル族の強制収容所をめぐり、対中通商交渉の妨げになる懸念があったことから制裁実施を延期していたと明らかにした/Drew Angerer/Getty Images

米国のトランプ大統領。ウイグル族の強制収容所をめぐり、対中通商交渉の妨げになる懸念があったことから制裁実施を延期していたと明らかにした/Drew Angerer/Getty Images

(CNN) トランプ米大統領は米ニュースサイト「アクシオス」とのインタビューで、中国による少数民族ウイグル族の強制収容への制裁措置について、同国との貿易交渉への配慮から延期していたと語った。

中国の新疆ウイグル自治区で多数のウイグル族住民が強制収容所へ送り込まれている問題をめぐり、米国では関与した中国当局者らへの制裁が検討されながら実現していなかった。

トランプ氏は19日のインタビューで、制裁を延期したのは「大きな貿易交渉の最中だった」からだと発言。さらに「私は中国に関税を課した。これは考えられる限りのどんな制裁より、はるかに厳しい措置だ」と強調した。

ウイグル族の強制収容については、ボルトン前大統領補佐官が17日、米紙に掲載した新著の抜粋で、トランプ氏が習近平(シーチンピン)国家主席に賛同を表明していたと主張した。昨年の主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)での夕食会で、習氏が収容所建設の理由を説明したところ、トランプ氏は当然のことだと同意し、建設を進めるべきとの考えを示したとされる。

トランプ氏は抜粋掲載の当日、中国によるウイグル族への人権弾圧に制裁を科す法案に署名した。

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