中国製のKN95型マスク、条件付きで利用を承認 米FDA

中国製のKN95型マスクについて米FDAが条件付きで利用を認める方針を明らかにした/Emanuele Cremaschi/Getty Images

中国製のKN95型マスクについて米FDAが条件付きで利用を認める方針を明らかにした/Emanuele Cremaschi/Getty Images

(CNN) 米食品医薬品局(FDA)は5日までに、中国製のKN95型マスクが一定の基準を満たせば保健衛生の現場での使用を承認すると従来の方針を撤回する見解を示した。

FDAは先月28日、公衆衛生や安全性を守るのに適切と判断するメキシコやブラジルを含む6カ国のマスクを発表していたが、中国製は除外されていた。

新型コロナウイルスの猛威を受け米国内の医療現場ではマスクなど医療物資の不足が深刻な問題となっている。

FDAはKN95マスクを認める一定の基準の中にそのマスクが本物であることの条件も加えた。

FDAは当初、KN95マスクの有用性を認めていなかったものの、米疾病対策センター(CDC)は高機能を持つN95型マスクの供給が不足した場合、KN95マスクは適切な代用品になるとの見解を示した。

両組織のKN95マスクに対する評価の食い違いが業者などによる調達を鈍らせ、米国民らも購入を控える結果ともなっていた。

一方、N95マスクを手掛ける企業「3M」は、米国市場に最大限のN95マスクを供給するため従業員は通常の業務範囲を超えた献身的な作業を進めているとの声明を発表した。

声明はトランプ米政権がN95マスク調達に関する国防生産法を公式に発動した後、出された。米政府は3Mに対し米連邦緊急事態管理局(FEMA)によるN95マスクの注文を最優先に処理するよう求めた。

また、トランプ政権は同社に米国内で生産されたマスクのカナダや中南米諸国への輸出の停止を要請したことも明らかにした。ただ、輸出を停止すればこれら諸国の公共衛生従事者の同社製品への依存は高いため人道問題上、大きな波紋を招く可能性についても言及した。

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