中国人の「出産ツアー」運営の女性、1年足らずで出所 米から強制送還へ

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カリフォルニア州アーバインにある容疑者の自宅/US Homeland Security Investigations

カリフォルニア州アーバインにある容疑者の自宅/US Homeland Security Investigations

(CNN) 中国人の妊婦を米カリフォルニア州に滞在させて出産させる「出産ツアー」運営にかかわった罪で服役していた女性が、1年に満たない刑期を終えて16日に出所した。米国土安全保障省は、この女性の強制送還を求める方針を明らかにした。

女性が運営していた出産ツアーでは、生まれた子どもに米国籍を取得させる目的で、医師や弁護士、政府当局者といった中国人顧客を米国に滞在させ、出産させていたとされる。

ビザ申請の際の面接での受け答えや、入国管理の抜け穴も指南、顧客は米カリフォルニア州の高級アパートに最大で3カ月間滞在させていた。

入国審査をくぐり抜ける方法として、例えばビザ申請書には宿泊先として、「『五つ星ホテルのトランプ・インターナショナルホテル・ワイキキビーチ』と記入するとうまくいく」などとアドバイスしていた。

女性は今年1月に逮捕され、移民詐欺や査証詐欺に加担した罪を認めた。検察側は禁錮33カ月を求めていたが、裁判官は禁錮10カ月が相当と判断した。

米移民税関捜査局(ICE)によると、女性は中国から2年間で300万ドル(約3億3000万円)の送金を受けていた。これについて弁護側は、出産ツアーの見返りではなく、家族が中国で営む他の事業の収益だと主張していた。

ICEによれば、中国の出産ツアーをめぐっては、1月にこの女性を含む3人が逮捕され、これまでに19人が起訴されている。

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