下院司法委の弾劾公聴会、トランプ氏側が初回欠席を表明

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トランプ米大統領(右)と下院司法委員会のナドラー委員長/AFP & Getty Images

トランプ米大統領(右)と下院司法委員会のナドラー委員長/AFP & Getty Images

(CNN) 米下院司法委員会が4日に予定している初回の弾劾(だんがい)公聴会に、トランプ大統領本人や法律顧問は出席しない見通しとなった。

シポローニ大統領顧問が1日深夜、司法委員会のナドラー委員長にあてた書簡で出席見送りを表明した。

トランプ氏の弾劾をめぐっては先月、下院情報委員会が公聴会を開いていたが、今月は司法委員会が独自に複数の公聴会を予定している。下院で可決された弾劾調査の手続きには、司法委員会の公聴会にトランプ氏や法律顧問らが出席できると明記されていた。

しかしシポローニ氏は書簡の中で、公聴会でだれが証言するのかも発表されず、トランプ氏側に公正な手続きが保障されるのかどうかも不明なままで出席するわけにはいかないと述べた。

トランプ氏は4日、英ロンドンで北大西洋条約機構(NATO)の首脳会議に出席することになっている。シポローニ氏は書簡で、ナドラー氏がこの日を「故意に」選んだのは「疑いの余地がない」とも非難した。

2回目以降の公聴会については、ホワイトハウスが6日までに出欠を回答することになっている。司法委員会は公聴会の結果を踏まえて弾劾条項を起草し、これがクリスマス前にも下院で採決にかけられる可能性がある。

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