米元高官が公聴会で証言、EU大使は「国内政治の使い走り」

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公聴会で証言するNSCの元ロシア担当首席顧問、フィオナ・ヒル氏/Chip Somodevilla/Getty Images

公聴会で証言するNSCの元ロシア担当首席顧問、フィオナ・ヒル氏/Chip Somodevilla/Getty Images

(CNN) 米国家安全保障会議(NSC)の元ロシア担当首席顧問、フィオナ・ヒル氏が21日、下院公聴会で証言した。ソンドランド駐欧州連合(EU)大使がウクライナにトランプ大統領の政敵の調査開始を働きかけた件について、外交政策をないがしろにした「国内政治の使い走り」になっていたと批判した。

トランプ氏の弾劾(だんがい)調査の公聴会は今回で最後となる。ヒル氏はソンドランド氏がウクライナに調査表明を求める工作から自身を外したことについて、正しい判断だったと指摘。

ソンドランド氏の工作は外交政策を離れて政治の領域に入っていたとし、「ソンドランド氏は国内政治の使い走りになっていた。一方、我々は国家安全保障にかかわる外交政策に取り組んでいた。この2つが乖離(かいり)していた」と証言した。

さらに、ソンドランド氏の連携が十分でないことにいら立ちや怒りを覚えたと振り返り、「『ゴードン・ソンドランド大使、これでは全てが崩壊してしまう』と伝えた。その通りになった」と語った。

この日の公聴会では、在ウクライナ米大使館のデービッド・ホームズ政務参事官も証言した。ホームズ氏の上司、ビル・テイラー駐ウクライナ米代理大使は先に、ホームズ氏がトランプ氏とソンドランド氏の電話でのやり取りを聞いたと明かしており、ホームズ氏本人の証言が焦点となっていた。

政権当局者らは5日間の公聴会で、トランプ氏の顧問弁護士ルディ・ジュリアーニ氏が通常の政府ルートの外で動いていた経緯を説明。政権がホワイトハウスでの首脳会談や軍事支援凍結の解除の条件として、ウクライナにトランプ氏の政敵調査を要求していたとの証言が複数得られた。

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