駐EU米大使、見返り要求は「大統領の明確な指示」 公聴会で証言

ソンドランド駐欧州連合(EU)大使/Susan Walsh/AP

ソンドランド駐欧州連合(EU)大使/Susan Walsh/AP

(CNN) ソンドランド駐欧州連合(EU)大使は20日、下院公聴会で証言し、トランプ米大統領の顧問弁護士ルディ・ジュリアーニ氏がホワイトハウスでの首脳会談開催などを見返りとして、ウクライナにトランプ氏の政敵調査の公表を要求したと述べた。これは「大統領の明確な指示」に基づく動きだったという。

ソンドランド氏はさらに、弾劾(だんがい)調査の担当者にメールやテキストメッセージも提出。そこには政府ルートの外でソンドランド氏やジュリアーニ氏が調査を働きかけていただけでなく、政権中枢のメンバーも事態を把握していたことが示されている。

ソンドランド氏はペンス副大統領に対し、ウクライナへの軍事支援の凍結と調査が結びついている状況に懸念を伝えたこともあるという。

ソンドランド氏の証言は、弾劾調査の核心にある「見返り」にトランプ氏が直接関与していたことを示す最も明白な証拠となる。同氏の公聴会での発言からは、米国の軍事支援やホワイトハウスでの首脳会談開催と、ウクライナによる調査の公表が結びついていたことがうかがえる。

ソンドランド氏は冒頭陳述で、ジュリアーニ氏が調査公表の要求をウクライナ側に直接伝え、これらの要求について自身らにも明言したと説明。「我々は全員、電話会談や首脳会談の前提となるこうした条件がトランプ氏の望みや要求を反映していると理解していた」とした。

軍事支援凍結の理由については明確な答えを得られなかったが、「ウクライナが何らかの形で汚職対策に真剣な姿勢を示し、特に(バイデン前副大統領の息子が役員を務めていたエネルギー企業)ブリスマや2016年のサーバーの件に言及すれば、軍事支援凍結は解除される」ものと考えていたという。

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]