脳をむしばむアメーバで男性死亡、リゾート施設で泳ぎ感染 米

病原性アメーバ「ネグレリア・フォーレリ」にむしばまれた脳組織の顕微鏡写真
/Media for Medical/Universal Images Group via Getty Images

病原性アメーバ「ネグレリア・フォーレリ」にむしばまれた脳組織の顕微鏡写真 /Media for Medical/Universal Images Group via Getty Images

(CNN) 米ノースカロライナ州の保健当局は27日までに、脳をむしばむ病原性アメーバ「ネグレリア・フォーレリ」に感染した男性が死亡したと明らかにした。

CNN系列局WTVDによると、死亡したエディ・グレーさんは、同州にあるウォーターパークで12日に泳いだ後に体調不良を訴えた。妻の代理人は家族にとってつらい時期であり、プライバシーへの配慮を望むと述べた。

ネグレリア・フォーレリは単細胞生物で、熱波が続く時期を中心に水温が高く水位が低い淡水で見つかる。感染すると激しい頭痛や熱、吐き気、おう吐を引き起こし、肩こりや発作、こん睡へと症状が進行していく。

ただ、水を飲み込んだだけで感染するわけではなく、ダイビングや水上スキーなどで鼻に水が入った場合に感染する。米疾病対策センター(CDC)によると、鼻から入ったこのアメーバは脳に到達して組織を破壊するという。

現場のウォーターパークは地元保健当局と連携して、このアメーバに関する周知啓発の取り組みを進めている。

感染が多い区域では鼻をつまんだり鼻クリップを装着したりするよう当局は勧告。浅い水域での堆積(たいせき)物を掘り起こすのも避けた方がいいと忠告する。

恐ろしい症状を招くアメーバだが、感染はまれとされる。当局によると、米国では1962~2018年の間に感染が確認されたのは145例だけだった。

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