ウーバー運転手が往復640キロ、誕生パーティーに乗客を送り届ける

ケリー・マガードさんは誕生パーティーに無事に参加できたという/Kerry Maggard

ケリー・マガードさんは誕生パーティーに無事に参加できたという/Kerry Maggard

(CNN) 配車サービス「ウーバー」の運転手が、空港で拾った乗客から出された、おばの100歳の誕生日パーティーに参加するために200マイル(約320キロ)離れた町に行きたいとの要望に快く答え、最終的に往復640キロの長旅をする出来事があった。

ケリー・マガードさんとデブ・エガーズさんの姉妹は20日、空港で立ち往生していた。悪天候のためにサウスダコタ州スーフォールズへの乗り継ぎを逃したからだ。航空便は全て売り切れ。レンタカーも手に入らなかった。

アンおばさんの誕生パーティーは約321キロ離れたミネソタ州エジャートンで開かれる。2人は切羽詰まって、ウーバーを利用することにした。

マガードさんは、ウーバーの利用について、「最後の手段」だったと振り返る。すると、すぐに反応があり、「『ジーザス(Jesus)』が7分で到着します」との表示に驚いた。

対応したのはヘズース・フロレンティーノさんだった。2人を乗せることにしたが目的地がわからなかった。女性たちもそんなに遠くまでフロレンティーノさんが送り届けてくれるのか再確認したという。

フロレンティーノさんはCNNの取材に対し、「2人が誕生パーティーに出席する必要があると感じたし、運転は楽しい。もし自分が逆の立場だったら、他に方法がないときに、自分を連れて行ってくれる人にとても感謝するだろう」と語った。

マガードさんによれば、フロレンティーノさんはためらうことなく、「私は運転手、それが私のやること。乗せて行くよ」と快諾してくれたという。

目的地にたどり着くまでには4時間かかった。フロレンティーノさんによれば、道中は音楽を聴いたり、景色を眺めたりして楽しんだ。

午後6時ごろに到着。パーティーは1時間ほど前に終わっていたが、状況を知るいとこ全員が残っており、みなと顔を合わせることができたという。

マガードさんは運賃として216.3ドル、チップとして54.07ドルを支払った。評価はもちろん最高の5つ星だった。

Kerry Maggard
Kerry Maggard

再び約321キロの道のりを運転し、フロレンティーノさんが自宅に帰り着いたのは午後10時ごろ。疲れてはいたが、気分はすっきりしていたという。

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