「一般教書演説には白い服で」 民主党の女性議員グループが呼び掛け

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2017年の上下両院合同会議でも、民主党の女性議員らがそろって白い服で出席していた/Win McNamee/Getty Images

2017年の上下両院合同会議でも、民主党の女性議員らがそろって白い服で出席していた/Win McNamee/Getty Images

ワシントン(CNN) 米野党・民主党の女性下院議員で構成するグループが、来月5日に予定されるトランプ大統領の一般教書演説に白い服を着て出席しようと、与野党の女性議員らに呼び掛けている。

グループを率いるフランケル下院議員はCNNとのインタビューで、20世紀初頭の女性参政権運動を象徴する白い服を着ることが、全米の女性たちとの連帯を表明するメッセージとなり、女性が勝ち取った権利を手放さないという宣言になると語った。

フランケル氏はまた、連邦議会には現在、史上最多の民主党女性議員がいると指摘した。

トランプ氏が就任直後、初の施政方針演説に臨んだ2017年2月の上下両院合同会議でも、同グループの主導により、民主党の女性議員らがそろって白い服で出席していた。

白い服はこれまでも女性政治家らによる主張の象徴とされてきた。ヒラリー・クリントン氏が16年、民主党の大統領候補指名を受諾した際の服装も白だった。

史上最年少の女性下院議員となった民主党の新人オカシオコルテス氏も、今月の就任式に白い服で登場。「私の前に道を切り開いた女性たちと、後に続く全ての女性への敬意を表するために、服装を白でそろえた」と話した。

昨年の一般教書演説では、同グループがセクハラ告発の「MeToo」運動を応援するため、議員の性別や党派を問わず黒い服で議場に出ようと呼び掛けて注目を集めた。

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