ポンペオ氏とマティス氏、記者殺害めぐり上院で説明 議員から反発も

サウジ記者殺害などをめぐるポンぺオ氏の説明が議員らの反発を招いた/Pablo Martinez Monsivais/AP

サウジ記者殺害などをめぐるポンぺオ氏の説明が議員らの反発を招いた/Pablo Martinez Monsivais/AP

ワシントン(CNN) ポンペオ米国務長官とマティス国防長官は28日、イエメン内戦やサウジアラビア人記者の殺害事件について、上院で非公開の説明を行った。ポンペオ氏はこの後、サウジのムハンマド皇太子と殺害事件を結びつける「直接的な情報」はないと述べ、改めて政権の対応を擁護したものの、議員からは反発の声が上がっている。

非公開説明には、イエメン内戦に絡むサウジ支援に理解を求める狙いもあったが、逆効果に終わった模様で、上院では午後に入り、サウジへの支援停止を盛り込んだ法案が次段階に進んだ。

ポンペオ氏とマティス氏はこの日、イエメン情勢について上院議員に説明する目的で連邦議会を訪問。米サウジ関係の戦略的重要性を強調し、カショギ氏殺害事件への政権の対応を擁護した。

米議会ではイエメン内戦をめぐり、サウジへの軍事支援を停止する法案の成立に向けて機運が高まっている。今回の説明には法案への反対を訴える狙いもあったが、上院ではその数時間後に法案が委員会を通過した。

法案には今後、政権の修正が加わる可能性もあるが、今回の採決からはポンペオ氏らの説明をめぐり不満が高まっている状況がうかがえる。

共和党のグラハム上院議員は記者団に対し、ポンペオ氏とマティス氏の説明に満足できなかったため、イエメンをめぐる採決で賛成に回ったと説明。カショギ氏殺害事件への対応にも触れ、「政権の対応は容認できない」と述べた。

殺害事件については、マティス氏もポンペオ氏と同様、「皇太子が関与していたという決定的な証拠はない」としている。

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