ハドソン川で遺体発見の姉妹、水に入った時には生存と当局

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ハドソン川で遺体で発見されたサウジ人姉妹について、自殺の可能性が浮上/NYPD

ハドソン川で遺体で発見されたサウジ人姉妹について、自殺の可能性が浮上/NYPD

(CNN) 米ニューヨーク市内を流れるハドソン川の河川敷で見つかったサウジアラビア人の姉妹2人の遺体について、現時点で犯罪の被害者であることを示す証拠は見つかっていないことが2日までに分かった。当局者の1人がCNNの取材に匿名で答え、明らかにした。

先月24日に遺体で見つかったのは米バージニア州フェアファックスに住んでいたロタナ・ファレアさん(22)と妹のタラ・ファレアさん(16)。遺体は足と腰の部分に粘着テープらしきものを巻かれ互いに縛り付けられており、目立った外傷はなかった。

前出の当局者によれば、姉妹の肺から水が検出されたことから、捜査関係者からは川に入った時点で姉妹は生存していたとの見方が出ている。ニューヨーク市警の担当者らは姉妹の死を自殺とみているが、引き続き周囲の状況についての捜査が行われているという。

市警は姉妹の死因を公式には断定していない。市警幹部は、姉妹の死が自殺によるものなのか、殺人か事故死なのかを現在も捜査中だと述べた。

サウジ領事館の10月30日の発表によると、2人ともサウジ国籍の学生で、ワシントン州に兄弟が住んでいる。妹のタラさんについては今年8月にバージニア州で行方不明者として届け出が出されていた。フェアファックスの警察によれば、姉妹は2017年12月にも行方不明者として報告されていたという。

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