「双方に責任」 トランプ氏の発言に共和党内からも批判の声

2017.08.16 Wed posted at 15:33 JST

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ワシントン(CNN) 白人至上主義者らと反対派の衝突で死傷者が出た米バージニア州シャーロッツビルの事件をめぐりトランプ米大統領が「責任は双方にある」との認識を示したことについて、与党・共和党内からも批判の声が出ている。

共和党のライアン下院議長はツイッターで、「われわれははっきりさせなくてはならない。白人至上主義は不快だ」と投稿した。

フレーク上院議員は声明で、「白人至上主義や国内のテロリズム行為についての弁明は認められない。われわれはそれらを非難しなければならない。以上」と述べた。

マケイン上院議員はツイッターで、人種差別主義者と、憎しみや偏狭な考えに立ち向かう米国人とが倫理的に同等なことはないと指摘。「米国の大統領は、そう言うべきだ」と述べた。

昨年の大統領選に共和党から出馬したルビオ上院議員も、今回の集会を組織した人々に100%責任があるとの見方を示し、トランプ大統領を批判した。

事件をめぐり、トランプ大統領は15日、トランプタワーで開かれた記者会見で、白人至上主義を掲げる過激な「オルタナ右翼」などの集会に抗議した反対派について「オルタナ左翼」と指摘。「こん棒を振り回して(オルタナ右翼に)向かっていったかれらに問題はあるか。私はあると思う」と語った。

さらに「一方に悪い集団がいて、もう一方にも非常に暴力的な集団がいた。だれも言いたがらないが、私は今ここでそう明言する」とも述べていた。トランプ氏は、突入した車の運転者を「人殺し」と呼び、「極めて恐ろしい、弁解の余地がないことをした」と述べたが、そのうえで双方に非があるとの主張を繰り返した。

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