デモ隊が南軍兵士の像倒す、白人至上主義に抗議 米南東部

2017.08.15 Tue posted at 13:42 JST

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(CNN) 米バージニア州で白人至上主義者らと反対派が衝突、女性が死亡した事件を受け、隣接するノースカロライナ州で14日、反対派を支持するデモ隊が兵士像を倒す騒ぎがあった。

デモ隊は同州ダーラム郡の庁舎前に集まり、南北戦争で奴隷制度を擁護した南軍の兵士像を取り囲んだ。参加者の1人がはしごを上って像の上部にロープをかけ、下の集団がそれを引いた。像が倒れると歓声が上がり、数人が駆け寄ってつぶれた像をさらに蹴りつけたり、つばを吐きかけたりした。

クーパー知事はツイッターで、バージニア州の事件での人種差別や暴力は「容認できない」と理解を示す一方、「像を撤去するならほかにもっと良い方法があったはず」と指摘した。

バージニア州で衝突が起きた12日以降、米国ではニューヨークからカリフォルニアまで各地で多数のデモが展開されている。

ダーラムのデモ主催者はフェイスブックで「緊急抗議行動」への参加を呼び掛け、「白人至上主義の南軍像は全て今すぐ取り壊そう」と訴えていた。

ダーラム警察によると、この騒ぎで逮捕者は出ていないという。

一方フロリダ州ゲインズビルでは14日、100年以上前に建てられた南軍兵士の像が、市の許可を得た作業員らの手で撤去された。

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