トランプ大統領、オバマ氏をさらに批判 ロシア介入疑惑

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ロシア介入疑惑をめぐり、トランプ氏(右)が再びオバマ氏を批判した

ロシア介入疑惑をめぐり、トランプ氏(右)が再びオバマ氏を批判した

ワシントン(CNN) 昨年の米大統領選にロシアが介入したとの疑惑をめぐり、トランプ氏は26日、オバマ前大統領が介入を知りながら対応しなかったと批判するツイートを連発した。

トランプ氏はツイッターで、オバマ氏が中央情報局(CIA)からロシアの介入を知らされていたのに「何もしなかった」のは、民主党候補のヒラリー・クリントン氏が勝つと予想し、「波風を立てたくなかった」からだろうと主張。オバマ氏のほうに「共謀あるいは妨害」があったが、それは「民主党とヒラリーの役に立たなかった」などと書き込んだ。

さらに、これまでの捜査でトランプ陣営によるロシアとの共謀や司法妨害を裏付けるような決定的証拠は出ていないとして、「私への謝罪があるべきだ」と述べた。

トランプ氏がだれに謝罪を求めているのか、オバマ氏とだれが共謀したと言っているのかは明らかでない。

米紙ワシントンポストは先週、オバマ氏は選挙の数カ月前から、プーチン・ロシア大統領が直接関与する選挙介入があったことを知っていたと報道。前政権の対応が不十分だったと認める元当局者の発言などを伝えていた。その背景には、ロシアに強硬な態度を示せばクリントン氏に肩入れしている印象を与えるとのジレンマがあったとされる。

トランプ氏はこの報道以降、「オバマ政権は選挙のずっと前からロシアの介入を知っていたのに、なぜ行動を起こさなかったのか」というツイートや発言を繰り返している。

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